CD不況の話題って定期的に出ますよね。
http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51683347.html
DL販売のメリットが大きいせいか(好きな曲だけ安く買える上に保管場所に困らない)、
売上はどんどん下がっていくと思います。
パッケージで買うメリットって非圧縮高音質音源の所有欲とか、そんなんだけの気がします。
付加価値として、DVD付限定版なんてーのもあったりしますけど。
ええ、俺はそういうのに目がない旧世代の人間ですよ。
もっと言うと劣化波形にカネを出す気なんて毛頭ない。
そんなことは置いておいて。
実際問題このデフレの中でCDの値段が何十年も変わらないってのはどうなんでしょうかね。
時代によって値段も推移してますけど、正直大差ないんですよねえ。
じゃ、我が家で一番古い時代から順に引っ張りだしてみましょうか。
ソーサリアン・スーパーアレンジバージョン 1988年発売 \3,200
消費税導入前ですよこれ。
交響詩さよなら銀河鉄道999 1986年発売値段改訂版 \2,940(税別)\3,008(税込)
消費税導入直後。
T-SQUARE NEW-S 1991年発売 \2,800(税込)
切りの良い税込価格が定着した頃。
T-SQUARE BLUE IN RED 1997年発売 \2,854(税込)
消費税値上5%直後。
T-SQUARE SWEET & GENTLE 1999年発売 \3,059(税込)
T-SQUARE BRASIL 2001年発売 \3,045(税込)
以降は限定版以外は値段に変化なし。
リアルタイムで購入し続けてるのがスクのCDだけなんでこんな感じですけど。
まぁソーサリアンはお値段高めですが、どの時代でも\2,800〜\3,000ぐらいで売られてますね。
音楽コンテンツ制作は物凄いカネがかかるんですけど、
テクノロジーが発達した今では昔ほど時間もマンパワーも必要ないはずなんですよ。
なんせ個人で手軽にレコーディング出来る時代ですからね。質の良し悪しは別として。
つまりカネがかからない時代になっている。
じゃどうして音楽CDの価格は何十年もほぼ据え置きなんでしょうね?
とりあえず再販制があるからという現実的な意見は別として。
そうかといって再販制がなくなって市場競争にさらされることになったとして、
音楽CDでデフレスパイラルが起こったらそれはそれで最終的に誰も得しない結果になるんでしょうけど。
もう少しなんとかなんないかなと思うわけですよ。
しまった長々と書いておいてろくなオチがない。