今日も先週の出来事です。
先週木曜日に久々にライブに行ってきました。
野呂一生、渡辺香津美、リ−・リトナーのセッションです。
正直野呂一生以外まったく曲知らない面子なんですが（野呂もカシオペア、リトナーはフォープレイ以外ほとんど知らない）、サポートがベース清水興、ドラムス則竹裕之、キーボード安倍潤と中々に濃厚な面子だったので、是非とも見ておきたいと。
1曲目は全員合同演奏、2曲目以降は野呂、渡辺、リトナーの順番でのソロコーナー、最後はまた全員集合という構成でした。
三者三様のギターサウンドにサポートのソロパートまでフィーチャーされて、実にフュージョンのライブだなと。
とりわけ素晴らしかったのがリトナーのギターサウンド。チェリーバーストのレスポールから繰り出される伸びやかなオーバードライブトーンが気持ちいいです。
こういう演奏を聴くたびにレスポールが欲しくなるんですが、冷静になってみると楽器がどうこうじゃなくてリトナーが良い音を出しているんですよねえ…。
他には、野呂一生の最初の1曲目がASAYAKEだったんですが、カシオペアで神保彰と一緒に演奏する時のように、カウントなしでいきなりイントロからまったく乱れないアンサンブルを始める則竹裕之の演奏に深い感動を覚えました。
さすが伊東たけしにASAYAKE君と呼ばれた男。楽曲に対する理解度が尋常じゃないレベルです。
うんやっぱり則竹のドラムは良いね。16分音符のウラ拍のキレの良さ。最近一周廻ってまた好きになってきています。
ところで使用ドラムがいつの間にかヤマハからサカエに変わってました。まぁサカエはヤマハのOEMでドラム作ってたところなんで、厳密な意味では変わってないのかも知れませんが。
渡辺香津美は今回聴くのさえまったく初めてだったんですが、パット・メセニーにも通じるような一種幻想的な音世界を繰り広げてました。気になる曲もいくつかあったんですが、終演後セットリストが貼られることもなかったので、曲名さえ判らない状態です。
ジャズライフさんよろしく頼みますよ。
今年はほとんどライブに行ってないんですが、久々に行ったライブは実に充実した内容で満足の一時でした。
