ここでも何度か話題にしたことがある新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。土曜日に。
この楽団について改めて簡単に説明しておくと、ゲーム音楽を専門に演奏するプロ管弦楽団です。しかも固定メンバーがいる常設の。
とは言えまだまだ小さな楽団で、今回のコンサートでは演奏者15人+エキストラ7人の計22人編成でした。
で、何をやったのかと言うと、ナムコ。
バンダイナムコゲームスじゃなくてナムコですよ。
遊びをクリエイトするあのナムコですよ。
ファミコン黎明期のサードパーティとして三顧の礼を持って迎え入れられたというあのナムコですよ。
以下セットリストです。
ラリーX&ニューラリーX
マッピー
ドルアーガの塔
ボスコニアン(X68000版)
UGSF 5Stars(ギャラガ、ディグダグ、ディグダグII、バラデューク、スターラスター)
セリア姫のポプリ(ドラゴンバスター、ディグダグ、パック&パル、ゼビウス、ポールポジション)
ワギャンランド
妖怪道中記
源平討魔伝
ワルキューレの冒険 時の鍵伝説
ワルキューレの伝説
最後にアンコールとしてセリア姫のポプリがもう1回演奏され終演となりました。
曲の合間合間に、今回は指揮をしない指揮者が司会としてゲームの話をつらつらとしたりしたのでなかなかに濃厚な一時でした。
またゲストとして、ゼビウス作曲者の慶野由利子氏、源平作曲者の中潟憲雄氏の両名が登場し、他に小沢純子氏、川田宏行氏からはメッセージが届くなど個人的に全員レジェンド過ぎて気を失いそうですわ。
特に中潟氏は終演後にホール出口で歓談中のところをつかまえてお話と握手をさせていただくというもうね、我ながらいい年したオッサンが何やってんだろと思いつつ。
肝心の演奏ですが気合の入ったテンションの高い演奏でした。でもまだまだ高いところを目指して欲しい。そんな風に思いました。あと打楽器いないの寂しいですね…。
ナムコのゲーム音楽って、他のメーカーと違ってバンド化も特にされず、実演される機会も少ないまま今に至っているわけですが、ここに来てナムコオンリーコンサートが開催されるとはまったく僥倖ですな。
長生きはするもんじゃて。