今期放映されていた「月がきれい」というアニメを追いかけ見てたんですが、昨日の夜大団円を迎えました。
特別なことは何もない。十代の頃はそれだけで毎日が特別だったのだ。
青春とはかくも眩しく輝いたものであったのだと思い出させるアニメでした。
もうね、眩しすぎて目がつぶれそう。
そして最早ツイッターで日々ボヤくだけのくたびれたオッサンにも輝いた青春があったのだと思い出させるなんとも罪深いアニメでもありました。
その眩しさで普段開けることのない心の引き出しを容赦なく全開にしてぶちまけていく。
俺を殺す気ですか。
おかげで人生の断片がアニメの展開とオーバーラップしていき何故か奇妙な一体感さえ感じていました。いやむしろ俺は自分の人生の追体験をしているのではないだろうかと。
段々主人公が他人に思えなくなって、平行世界のIFルートの俺ではなかろうかという気にさえなっていました。
何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何を言っているのかよく判らない。
とにかくこのアニメの完結によって何故か今「赦された」という気になっています。
何が赦されたんだかますますわからねーと思いますがとにかく俺は赦された。赦されたぞ!
このようなアニメに出会えたことはまさに僥倖という他ありませんな。
まあ控えめに言っても最高のアニメでしたね。
というわけでBD箱お買い上げ。