更新がないときはこちらをどうぞ。ただのボヤきですが。 https://twitter.com/Gustnotch1999

都響スペシャル「すぎやまこういちの交響宇宙」

 昨年ぶりに東京都交響楽団のコンサートへ足を運びました。

 演目はこうです。

 

 カンタータ・オルビス(プロオケとしては初演)

 ヴァイオリンのための小協奏曲「日本の風」(初演)

 ヴァイオリンのための「神秘なる静寂」(初演)

 交響曲イデオン」(初演)

 

 昨年行ったコンサートで、翌年のプログラム予定表が配布されており目を疑いました。都響が!イデオンを!カンタータ・オルビス付きでやるだと!?

 本人の個展でもない限り演奏される機会はないんだろうなと思っていましたが、すぎやまこういち大先生はもう因果地平の彼方へ旅立ってしまわれたので、永久に機会は失われてしまったものだと。どっこいその機会はやってきた。

 生前ドラゴンクエスト関係の交響組曲を、都響とがっちり組んで録音や演奏活動を行っていた、その絆がいかに固く結ばれたものであったのかを改めて思い知らされました。特に日本の風と神秘なる静寂は、ソロコンサートマスター矢部達哉へ献呈された曲だってんだからすごい。

 などという冊子の解説を読みつつコンサートが始まったわけですが。

 もう最初の一音から震え止まらんですわ。

 生きていてよかった。

 聴きたかった曲が、聴きたかった楽団で。考えられる限り最高の組み合わせですよ。ホールも交通の便のよい東京芸術劇場でヨシ。あそこの音響好き。

 ドラゴンクエスト以外のすぎやまこういち曲を、ここまでリスペクトをもって演奏してくれる楽団は恐らく他にありません。指揮者の大野和士は最後に総譜を客席に向けてかかげ、譜面にキスをするジェスチャーまで。冊子の解説を書いてる楽団の芸術主幹さんはイデに脳焼かれた世代で解説内容もガチのガチ。すげえよ。なんだよこのコンサート。

 さてクラシックコンサートとしては、プログラム的にまずは派手な曲でご挨拶し、次にソリストを加えた協奏曲、最後に交響曲をやって締めるというお約束がありまして、今回も当然クラシックコンサートの体を取っているのでご多分に漏れない曲順なんですが、なんせ最初の曲がカンタータ・オルビスですからね。そもそも最初にやる曲じゃあないんだけどただのイデヲタのわがままだしな、と思っていました。

 ところが直前になって都響SNSアカウントで「カンタータ・オルビスは2回やります」ってアナウンスがあったんですよ。うそだろオイ。

 アンコール:カンタータ・オルビス

 ああこれで心置きなく因果地平の彼方へと飛翔できる。ありがとう都響なんて粋な計らいなんだ。本当にありがとう。

 まったく長生きはするもんじゃて。

 

Perfumeコールドスリープ

 1年以上ぶりにここに書く気になったのは、Perfumeコールドスリープという名の活動休止に入るというニュースを聞いて、自分が最も聴いていた頃のことを思い出したからです。

 当時XBOX360で発売されたゲーム、アイドルマスターの映像にチョコレイト・ディスコを合わせた動画を見たのがファーストコンタクトだったはずと思っていましたが、それ以前に秋葉原の路上でパフォーマンスしてたのを遠巻きに見たことがあったのを思い出しました。何をやっていたのかは何も思い出せませんが。

 チョコレイト・ディスコと引力が聴きたくてファン・サーヴィスとコンプリート・ベストを購入し、その後ほどなくしてポリリズムがリリースされ、ACのCMに起用されたと思ったら大ブレイク。2007年から2008年にかけて凄まじい勢いでスターダムを駆け上がっていった現象を目の当たりにしていました。

 まじで当時何が起こってるのか理解できなかったんすよ。

 横浜BRITZ!?フェス!?武道館!?情報が多すぎるんだが!ついこの間までこじんまりとしたハコでライブしてたじゃんか!(見に行ったわけではなくLive DVDの映像で知っていた)

 息をつく暇もなくあっという間にビッグネームとなり、そのまま他を寄せ付けないトップランナーとして走り続けてきて、今コールドスリープをしようとしている。ええんや…休んでもええんやで…。

 もうずっと頭の中をwonder2が流れています。ああ本当に好きだったんだな。いや今でも好きなんだよあの頃の曲は。

 そんなことを思い出した記録を残しておこう。

 

www.youtube.com

 

帰ってきたあぶない刑事(ほんのりネタバレあり)

 まずは前回見た時のエントリでも。

 さらばあぶない刑事 - まじんはひまじん

 そして今回も同じ映画館に見に行きましたよ。わざわざ新幹線に乗って長野まで。善光寺さんに用事もあったから(お札の返納)ちょうどよかったです。

 さらば~がまあ大体いつも通りのアブデカだなという感想だったので、今回もまあいつものアブデカだろうなと思ってたのですが、正直申し上げてむちゃくちゃよかった。

 無 茶 苦 茶 良 か っ た 。

 アブデカのお約束を守りつつさらに上乗せしてきた感がありました。

 今回特に嬉しかったのは過去作の敵役を具体的な名前まで出して(映像も出てきた)フィーチャーされたことと、過去作の劇中歌やサントラを大フィーチャーどころかリアレンジされて生まれ変わって出てきたことです。

 こちらアブデカで自分が一番好きな曲です。

 あぶない刑事 Where do you go from here - YouTube 

 重要な場面で、ただのBGMではなく劇中のストーリーに意味を持たせて使ってくれました。やべえ泣く。つうか冗談抜きで泣いてた。まじでこの曲使ってくれてありがとうとしか言えない泣く。

 今回いつもの4人以外はナカさんと瞳ちゃんしかいなくて寂しいなと思っていたのですが蓋を開けてみたら寂しさを補って余りある出来でした。

 帰ってきてくれてありがとう!感謝!

遅いあけおめ

 最近は主についったでつらつらと書いているので大分更新頻度が下がってて、もう書かんでもいいかなぐらいの気持ちにはなっているんですが、さすがに最新のエントリが例の死産ゲームってどうなのよ、と思いまして書くことにしました。

 

 2023年は前半が非常にキツい出来事ばかりだったんですが後半はおおむねいい感じに過ごせたと思っています。なんせ4年ぶりの呑み歩き!キャンプ!糸魚川!そして元職場の人たちにも会えました。

 このまま2024年もいい感じに過ごしたいと思ってましたが元旦からアレですよ。実家に居たんですが、居続けるとずっとテレビ見せられて気分の下方修正に歯止めがかからなくなるのでさっさと自宅に退散しました。

 1月はもはや何をして過ごしていたのか思い出せない。いやFF14は遊んでいたけれど。1月最後の週末は有給と組み合わせてまた函館までメシ食いに行ってきました。函館最高。またいい喫茶店発見しちゃった。

 前回12月に訪問した時は温暖化の影響でついに活イカを食べることが出来ませんでした。ならばもっと時期を遅らせて厳冬期に行ってやらあ!となったんですがこれが大正解。厳冬期にも関わらずほぼ雪が積もっておらず(歩道の片隅に寄せてある残雪程度)、ああ今回も俺の活イカは夢幻と消えたかと思いましたが、無事活イカにありつくことが出来ました。ヤリイカ最高。

 今年も積極的にうまいものを求めて旅をしようと思います。

 次はまた米沢牛がいいな!

 今年もよろしくお願いします。

さらばスチームパイロッツ

 つい先程スチームパイロッツというゲームが死にました。

 正確には生まれてくることが出来ませんでした。

 タイトルロゴとキャラクターのデザイン画とゲーム中のスクリーンショット数点を残して。

 https://www.makuake.com/project/msart_games/

 

 2019年に企画が立ち上がり、クラウドファンディングで資金調達、2020年の発売予定でしたが、諸々の事情で延期に次ぐ延期となり、クラウドファンディングサイト側によってプロジェクトそのものが終了となりました。

 

 諸々の事情とは言いましたが、これまでに開発資金未払いによるゲーム制作会社の離脱、それに伴う訴訟、プロジェクト実行者による反訴、デザイナーの離脱とまったく笑えない出来事が次々と起こりました。

 中でも致命的なのは、開発の中核をなすゲーム制作会社の離脱でしょうか。本件は大金が動くビジネスであるにも関わらず契約書を作成しなかったという企業としてあまりにも脇腹の甘すぎる対応には首をかしげざるを得ませんが、それはそれとして現在に至るまで開発資金は支払われていません。

 契約書の件はさておいて、クラウドファンディングサイトには用途としてゲーム開発費と謳われているので、世間一般の常識で考えればクラウドファンディング資金の相当額がゲーム制作会社に支払われるはずだと考えますよね。

 ちなみにクラウドファンディングは2回実施され、1000万円を超える金額を達成し、うち800万程度がプロジェクト実行者へ支払われているとのこと。

 

 で、その資金どこに行った?

 

 資金の明細については本来プロジェクト実行者に報告の義務があるはずで、支援者からも報告を求められているにも関わらずこれまで一度も報告されていません。

 またプロジェクト実行者はゲーム制作会社からの訴訟アナウンスから程なくして、ツイッターアカウントに鍵を掛けて相互フォロワー以外閲覧不可となりました。さらに毎年欠かさず参加していたはずの東京ゲーム音楽ショーにも以後参加していません。

 

 後ろ暗いところがないならば堂々としていればいいと思うんですがつまりはそういうことなんだな?

 

 なおプロジェクト実行者によれば、離脱したゲーム制作会社の成果物は受け取らず、後任の担当者によって開発続行(つまり一から作り直し)しているため完成をお待ちくださいとのこと。担当者交代後はスクリーンショットの1枚も公開されておりません。

 そしてことここに至り、とうとう痺れを切らせたクラウドファンディングサイト側が支援者への代理返金対応に踏み切りました。返金対応の受付は2023年9月8日まで。

 これをもって当該プロジェクトは強制終了。今後はクラウドファンディングサイトでは取り扱わず、プロジェクト実行者の個人プロジェクトとなります。で、いつ完成するんだい?当初予定されていたゲームとは違うものなど今さら欲しいとも思わないが。

 ちなみに自分も8,000円出資しました。正直返金に関してはあきらめていましたし勉強代だと思っていましたが、返金希望をすることにしました。返金希望をしないことによりゲーム制作続行を希望しているとは思われたくないのです。

 本件はゲーム制作におけるクラウドファンディングの悪しき前例として長く語り継がれることになるでしょう。でけえ傷跡だな。

 支援者側としてはこれにて一件落着と言えますが、プロジェクト実行者とゲーム制作会社の訴訟は継続中なので定期的に注視していきたいと思います。クラウドファンディングサイト側代理返金の回収事案も発生することでしょうし。

 ほんとでけえ傷跡だなしかし。

 さらばスチームパイロッツ。結局君とは一度も会えなかったことが残念だ。

アナログ回帰

 先日レコードプレーヤーを買ったのでレコード収拾が新たな趣味として加わりました。見えている底無し沼。 

 以前からレコードプレーヤー欲しいとは思っていたんですが置き場所やらスピーカーなんかの問題でずっと踏み切れずにいたんですよ。

 そこへオーディオテクニカサウンドバーガーが復刻してて、しかも中々音がいいと聞いてこれだ!と。

 こんな小さいプレーヤーならスピーカーもBluetoothので充分だろ…とBOSEのスピーカーに接続してみたらこれがまあ大当たり。今はバッテリー節約のために有線接続しています。

 それで実家に置いてあったレコードを回収したり、近所のハードオフで買ったり、近場のディスクユニオンで買ったり、遠出のついでに出先のディスクユニオンで買ったりして着実に増えているわけです。主に80年代アニソンのレコードが中心です。

 80年代アニソンはアナログからデジタルへの移行期で、CD化したはいいものの残念音質でついでに廃盤になってたり、そもそもCD化すらしてないのもあったりするので、もう一度聴こうと思ったら…まあ今日日ぐぐれば出てきたりもするわけですが、ちゃんと聴きたいわけなんですよ。

 とは言え無節操に収拾したいわけじゃないんですが、気がついたら山のようになっていた…なんてことにもなりかねないので気をつけようとは思います。気をつけよう。

 これまでに増えたレコードは適当についったのボヤきをご覧ください。

LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」

 昨年末から自分を狂わせているアニメと言えば「ぼっち・ざ・ろっく!」ですが、昨日新宿まで標題の公演を観に行きました。

 https://bocchi.rocks/stage/

 つまり実写版。しかもアニメの中の人がやるというブ○ロードお得意の公演ではなく、まったく別のキャスティング。

 普段なら実写なだけなら観に行く必要もあるまいて、と思うところですが、キャスト全員が実際にバンド演奏するとなれば興味津々ですよ。どんな逸材拾ってきたんだよ。

 鑑賞後。

 これは間違いなくぼざろで結束バンドですわ。なんだこの理解度の深さは。最近では「解像度が高い」と表現されるらしいですが、まじでそのまんま。キャストのしゃべりもほぼアニメのまんま。その他舞台オリジナルの楽曲はありつつもアニメ版のBGMも多用し、押し入れより愛をこめてやその日入った新人より使えないダメバイトのエレジーなどの劇中歌も再現する念の入り様。キターン!で客席に眩しいライト飛ばすなや最高。

 2時間半の公演でアニメ1~8話までを端折り感なく再構成し、しかも8話ライブはアニメではカットされた3曲目入りの全曲フルサイズ。すげえよやってくれるぜ。

 演奏も凄かったんですが、特に虹夏のドラムが凄い。虹夏のドラム凄いぞ。

 全体的に満足感の高い公演でした。いやいいものを見た。

 

 なお詳細は様子はネット記事からどうぞ。

舞台「ぼっち・ざ・ろっく!」結束バンドが生演奏で会場揺らす、下北の街並みも再現(公演レポート) - コミックナタリー