ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。
世界最高峰とも言われる唯一無二のサウンドとやらを、
一度は聴いておきたいなと。
以下お品書き。
モーツァルト:交響曲第33番
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
バカの一つ覚えのようにまた新世界。
だって他の公演プログラムがブルックナーとか、寝ずにいられる自信がないんだもの。
まぁモーツァルトとハイドンが聴きたかったからいいんですよ。
なかなか良いものでした。特にハイドン。
散々聴き慣れた新世界も、ウィーンフィルの音になると新鮮でした。アンサンブルも抜群。
さすがウィーンフィルは格が違った。
と言いたいところですが、そこまでの感銘があったわけでもありませんでした。
高額チケットに比例して期待度が高すぎたのかも知れません。
あとコンサート慣れしてないとお見受けされるご老人を多数拝見いたしまして。
(↑スター指揮者とか超メジャーオケのコンサートにはよくあることなんですが。)
なんといいましょうか、ご自分が発する音に関して注意を払っていないと。
バッグのファスナーの音がジィィィィ。
アメの包み紙の音がカサカサカサカサ。
財布の鈴の音がチャリチャリチャリチャリ。
イラッと来て音楽に集中出来ない場面が何度かありました。
太鼓連打と新世界の間に20分の休憩があったんですが、
公演再開前に、係員が物音を立てないように注意して下さいとの旨を触れ回ってました。
事務局に苦情でも行ったんでしょうか。
残念要素はあったけれど、演奏が良かったのは確かです。
コストパフォーマンス考えたら負けな気もしますが。うーん。