最近ドイツのフランクフルト空港で、演奏家の所持する高級ヴァイオリンが没収される出来事がたて続けに起こりました。
報道内容を読むと、そもそも高級ヴァイオリンに限らず、一定以上の価格の物を持ち込む場合は輸入手続きが必要で、演奏家のヴァイオリンは慣例で輸入手続きが省略されていたとか。
要するに原理原則で対応するようになったということなのでしょう。
しかし。
手続きを怠ったとは言え必要書類は揃っているのに、「輸入証明書も貸与契約書もあるが転売する可能性はある」とか、ここまで来るともはや言いがかりにしか聴こえません。
いくら原理原則っつったってやりようがあるだろ常識的に考えて。
古い歴史のある音楽の国でこんなアホーな事件が起こるなんてまったく残念です。
どうでもいいんですけど、シュターツカペレ・ドレスデンはいい加減日本における呼称を統一して欲しいです。