009 RE:CYBORGを見に行ってきました。新宿バルト9まで。
バルト9は山下達郎のシアターライブで今年初めて訪れた映画館なんですが、その時からずっと館内が009のプロモーション一色だったので、ずっと気になってたんですよね。
最初はすっかり現代的にリファインされたキャラクターに違和感を覚えたものですが、何度もバルト9に足を運んでいるうちにまったく気にならなくなり、さらに監督が攻殻機動隊S.A.C.の人だと知って、むしろこの方が作風に合うんじゃないかと思えるようになりました。
さて肝心の内容ですが。
なかなかに難解なストーリーですね。ちょっと一度見たぐらいでは把握しきれないほどの情報量です。
謎の声に導かれてテロ活動を行う者たち、その世界規模で多発するテロの中絡み合う各国の政治とか、現代社会を模していて所々はっとさせられる部分があります。また現代社会の事件がセリフの中に登場するところが、より一層リアルさ際立たせているように感じました。
サイボーグ戦士たちの戦いは迫力たっぷりに描かれていました。また最近のアニメらしく、メカギミックが凄いですね。特に002と004。004は中の人の渋い声も相まってかなりかっこよくなってました。
また今作は地上戦が中心なので、前作映画と比較してサイボーグ戦士の持ち味がよく出ていたように思います。
全体的にかなりボリュームがあって見応えのある映画でした。ストーリー的には家でじっくり見たい感じなんですが、あの映像の凄さは映画館で見るべきでしょう。
あとこれ1作で終わらすのは勿体ないので、続編を劇場版でもテレビシリーズでもいいのでやって欲しいですね。
最後に川井憲次作曲の音楽ですが、機動戦士ガンダム00を彷彿とさせる曲が結構ありました。もういつトランザムしてライザーソード発動するのかと。