映画ワイルド7が先月中旬頃にWOWOWで放映されたので、録画しといて今日見ました。
けいおん映画見に行った時にCM流れてて、ちょっとあぶない刑事みたいで気になってたんですよね。
なんか40年ぐらい前の漫画が原作らしいんですが、まったく予備知識なしで見た感想でも。
重犯罪者7人を超法規的措置で仕立て上げた特殊部隊ワイルド7。
7人それぞれに乗り物、銃器、爆弾、ペテンと得異分野があるんですが、100分という枠組みの中ではメンバーそれぞれの持ち味を生かせるシーンがほとんどなかったのが残念です。
7人全員に濃い見せ場を作ると尺が足りなくなると思うので、どうしても主人公他数人のピックアップになってしまうのは致し方のないところでしょうか。
この辺映画じゃなくてテレビシリーズなら1クールでも結構な見せ場を作れたんじゃないかなあと思うんですが、今日日警察が銃火器ぶっ放しまくるドラマなんて地上波でやれそうもないし、バイクやらトレーラーをがんがん運転するとなると製作費用も尋常じゃないことになりそうだなあとか。
逆に序盤と終盤のシーンはワイルドの名に相応しい暴れっぷりで見応えがありました。走るトレーラーからバイクで出撃するシーンなんかは中々の迫力。バイクでビルの階段を登りまくるシーンなんかも。
終盤の銃撃戦なんかは、マシンガン撃ちまくりの弾痕付きまくりで燃えますね。
音楽は川井憲次でした。ドラムにオーケストラ＆コーラスが乗っかってくるスタイルの曲が多くて、鑑賞中なんかダブルオーっぽいなーとは思ってたんですが、エンドロールのクレジットを見て納得でした。
去年見た009 RE:CYBORGといい何かの導きでしょうか。
役者に関して言えば、ワイルド7創設者役の中井貴一が最高にかっこよかったですね。最終的に一番美味しい役どころだったんじゃないでしょうか。
全体的にあともう少しというか惜しい感じの映画でしたが、テレビ放映の機会があれば話のタネに見ておいてもいいんじゃないでしょうか。
というところで締めます。
