その昔24時間テレビ内でやったらしい手塚治虫アニメ、海底超特急マリン・エクスプレスがMXで放送されたので、録画して見てみました。
30年前のアニメにこう言っちゃなんですが凄い大雑把なアニメですね。
その場のノリで展開を考えてるとしか思えない大雑把さ加減は1000年女王といい勝負です。もう初っぱなから突っ込み所が多すぎてイライラするレベル。
特に終盤が酷くて、突然古代ムー帝国にタイムスリップして、海も列車も関係なくなっちゃったりして。
24時間テレビ内アニメということで、何らかのメッセージ性が盛り込まれているのかと思ったんですが、ラストに取ってつけたように海を大切にね!的な台詞が飛び出してきました。ここがメッセージだったんでしょうか。
この辺宇宙戦艦ヤマト復活篇と同じ匂いがします。
今年最初に見たアニメがこれだったわけですが、我ながらどうしてこのアニメを選んでしまったんでしょうか。
導きか。導きなのか。
ところでこのアニメ、リアルタイム放映された時になんとなく見た記憶があるんですが、顔のガワが外れてしまったアトムが列車内を走って、ガワを武器代わりに投げつけるシーンがあったのは確かこのアニメだったはず、という物凄い断片記憶でして。
見終えたところ確かにありました。ラスト付近の一瞬でしたが。