わが青春のアルカディア、ハーロック・サーガに引き続き今度は1000年女王が放送されたので、録画して見てみました。
正直テーマがよく判りません。
地球を大事にね!ということなんでしょうかね。
それから喜多郎のマイナー調シンセ曲とストーリーの展開も相まって、全体的に重いというか寒いというか暗いというか。
1000年女王が迎える結末を考えると暗いのも致し方のないことかも知れませんが。
あと昔のアニメに言うのもなんですが、大雑把だなあ・・・と。
緻密な設定よりもロマン優先。
それにしても1000年女王こと雪野弥生はどのパラレル展開でも幸せになれませんね。
ここ10年ぐらいで確立した新設定だと、銀河鉄道999に登場したプロメシュームと同一人物とされちゃいましたし。
なんだかんだで松本零士作品は全部999に帰結する気がしてきました。
ところでこの映画が公開された時のPRキャッチが「1000年女王はメーテルなのか?」だったらしいですが、
また随分と壮大な釣りでしたね。
公開時の設定じゃほぼメーテル関係ないじゃんよ。
次作のわが青春のアルカディアの興行成績が芳しくなかったのはこれが原因なんじゃないですかね・・・。