一昨日銀河鉄道999シネマ・コンサートに行ってきました。
久々に書くので多分長文になります。
概要は下記リンクからご覧下さい。
要するに映画を上映しつつ、BGMは生演奏でやるという趣旨のものです。
以前にも上演されましたが、今回はさよなら銀河鉄道999もやるというので、これは!と思ってS席で聴いてきました。
この先行き不透明な時代、生演奏で聴ける機会なんてこの先もうないかも知れませんしね。
その貴重な公演を見た上で気になった点をいくつか。
オメーこの流れで文句言うつもりだろと思ったアナタ。その通りです。
もし上演をご覧になってとてもいい気分に浸っている方は引き返すが吉です。
後で良かった点も言いますが。
さて。
まず映画に生演奏を併せるわけですからPAでの調整は必須となりますでしょうが、やはりどうミキシングを頑張っても演奏は生ものですから、セリフが聞き取れない、あるいは曲が聴こえにくいという場面が多々ありましてですね。
自分としては曲を聴きに来てるので、曲に集中できないんですねえ…。
ただ音楽だけに集中できる時間が2回ほどありまして、999、さよなら999も劇中で途中休憩を挟んだんですが、休憩開けは上映なしにそれぞれ1曲ずつ演奏してくれました。999は劇中曲の「鉄郎」を、さよなら999は前半主要曲のメドレーアレンジ曲でした。
また再会~LOVE THEME~はピアノ協奏曲スタイルの曲なんですが、ピアノが左奥に設置されているせいか音が埋もれてしまった感がありました。
ただ全体で2回しか演奏されない曲の為に、ピアノをステージ中央正面に設置するピアコンスタイルにするわけにもいかないという事情も判るので、如何ともし難いですね。奏者に頑張ってもらうかPAが頑張ってもらうかして欲しかったところです。
さて文句はこのくらいにして、まず銀河鉄道999の感想から。
まず映画で聴ける曲が全部聴けるというのが最高ですね。現在入手できる「交響詩銀河鉄道999」には未収録の劇中曲が結構ありまして、それも全部演奏してくれました。ていうかスコア残ってたのかよ。それともどっかのフュージョンバンド見たいに耳コピで譜面起こしたんでしょうか。
とりわけ印象的だったのはやはり「序曲ーメインテーマ」。それから「やさしくしないで」の生歌唱。シングル版ではなくて、アコースティックギターの伴奏から始まる劇中バージョンでした。また「惑星メーテル」も迫力のある演奏も最高でした。
次にさよなら銀河鉄道999ーアンドロメダ終着駅ーですが。
格別に思い入れのある映画で、サントラなんですよね。
映画に併せて劇伴やるとなれば!「再会~LOVE THEME~」が2回聴ける!
「青春の幻影」も2回聴ける!
ご本人は来ないけど、「SAYONARA」のライブ歌唱が聴ける!
そんな中でも特に個人的に熱演だったのは「メインテーマ~新しい旅へ~」「終曲~戦いの歌~」でしょうか。ダメだどの曲も好きすぎて冷静に書けない。
そうそう「大宇宙の涯へ~光と影のオブジェ~」ですが、劇中のシンセサイザー版はそのままにさらにオーケストラ演奏を被せてきました。やりますね。
あと全体的に演奏のタイミングやテンポが恐ろしくばっちり合ってたのがびっくりでした。これは凄い仕事ですよ。
今回の公演でやっぱ999好きだわと思いました。これはもう万感の思いを込めて4K版のソフト買いますわ。年明けにはドルビーシネマが上映されるのでどうしようか気になっています。実は初作の999は劇場で見たことないんですよね。
さあみんなもアマプラでもなんでもいいから999見ようぜ。