10年ぶりぐらいに銀河鉄道999エターナル・ファンタジーを見ました。
案外悪くないですね。
999エターナル篇の序盤は本当に面白かったというか凄味があったというのを思い出させてくれる映画でした。
まぁ欠点と言えばCGで描かれた999の動きのヘボさと、
↑一部の手描きパートの999も相当ヘボい感じでしたが。
俺たちの戦いはこれからだエンドという構成でしょうか。
そもそもエターナル篇のマンガ連載が未完結状態での映画化でしたから、さすがに映画1本で完結まで行けるとは思ってませんでしたが、これが興行的にコケたせいで続編の映像化の企画もお陀仏というかお釈迦というか阿弥陀如来というか。
それこそサイレンの魔女に吸い込まれて無くなっちまったわけで。
ついでに原作マンガも失速して未完状態。
長いこと続けようとせずに単行本3冊ぐらいの分量でさっくり終わらしておけばよかったんじゃないかという気がしてなりません。
とにかく決して悪いものではないけれど、叶えられなかった続編への期待というしこりが残る映画ではありました。
そして昔見た時よりも許せる気がしました。