WOWOW録画でアニメ映画「ハル」を見ました。
時は近未来の京都。恋人を事故で失ってふさぎ込んでいるヒロインの元へ、その恋人と同じ姿をしたアンドロイドが心のケアをしに行くという感じなんですが。
見 事 に 騙 さ れ た 。
時折ちらっちらっと、あれ、ひょっとしてこれ騙しなんじゃね?と片鱗は見えていましたが、予想以上に騙されました。やりやがるなこの脚本家。
上映時間60分という短さがキャラクター描写の希薄さにつながっている感じもありますが、なかなか良い映画でした。
何しゃべってもネタバレになりそうなので、ストーリーの感想は以上。
絵的には、祇園祭の山車の描写と、水門付近の水の描写は素晴らしいものがありました。
それから出町柳付近の鴨川飛び石。某京都所在のアニメスタジオの作品でもよく出てくるシーンですが、スタジオが違うと雰囲気もがらりと変わりますねえ。
描く人が変われば当然描き方も変わるんですが、興味深いワンシーンでした。