図々しくも御通夜に参列してきました。
故・羽田健太郎儀の表記がやるせないです。
ブログやらなんやら見てると、みんな大体マクロスとかウィザードリィの話題ですが、
俺的にはなんと言っても「タモリの音楽は世界だ」に尽きます。
ゲストとして幾度となく登場し、ピアノをばりばり弾いてギャグを飛ばす愉快なオッサン。
題名のない音楽会の司会者になった時はそりゃもう嬉しかったものですよ。
これはくだけて明るい番組になるに違いないと。
明るいを通り過ぎて猛烈に濃厚な時さえありましたが。
日曜の朝テレビをつければそこにハネケンがいた。
そんな生活があたりまえだと思っていたのに。
音楽の楽しみをたくさん教えてくれた、せめてもの恩返しがご焼香になってしまうだなんて。
悔いても仕方がないので、せめて残された音源を愛でていこうと思います。
今日はガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーを聴いて偲びます。
ハネケンが音楽の父と仰いだバーンスタインの弾き振りで。
羽田健太郎さんへ。本当にどうもありがとうございました。