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WEST SIDE STORY(映画)

昨日WEST SIDE STORYを観に行ってきました。
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/westsidestory
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これまで数えるほどしか洋画を観に行ったことのない自分ですが、これは特別と言ってもいいでしょう。

かつて高校生だった頃、吹奏楽部のコンサートでやると言うので、なんだかよく分からないまま演奏させられたという実に中身のない出会いだったわけですが(当然ミュージカルも映画も観たことがなかった)、これが切っ掛けで今でも折に触れて聴き続けている音楽なんですよ。

そう、当時の自分にとっては何もかもが新しかった。なんだこのリズム。なんだこの和音。なんだかよく分からん。分からんが格好いいぞこれ。

レナード・バーンスタインの音楽に魅せられた自分は、高校生程度の小遣いで買うには高過ぎる2枚組CDを買って聴き、大人になってからは映画のDVDを買い、オッサンになってからは劇団四季のミュージカルを観て、そして今年新たに映画化され公開されたものを観たわけです。
どんだけ好きなんだよ。

ここまで音楽の話しかしていませんが、ストーリーも好きですよ?憎しみの連鎖で結局は不幸になってしまう。そうなって初めて歩み寄れるようになるラストシーン。やるせないですね。

そうそう今回吹き替え版の方を観たんですが、歌唱シーンはオリジナル音声という昔ながらの手法だったんですが、声的に切り替えにあまり違和感は感じませんでした。
ただミュージカル版は全編日本語ですし、サウンド・オブ・ミュージックの最新吹き替えのように歌唱シーンも丸ごと吹き替えてるものもあることですし、それにならって全部吹き替えても良かったのでは?とは思いました。

最近の映画のような高精細なCGによるスペクタクルなんかはまったくありませんが(当たり前だが)、当時のアメリカを再現した異様にリアルなセットと演者の熱演、キレッキレのダンスシーンと見所聴き所満載です。
さあみんなすぐに観に行くんだ!