早速買ってきました。ヤスのセルフカヴァーフロムオフコース。
昔に比べて少しハスキーになった声といい、キー下げといい、やはり歳を感じさせるが、しかしその要素は、このアルバムの魅力を損なってはいない。
原曲を尊重しつつもむしろ歳をとった現在の自分にしか出来ないことを見極めた上で、最大限自分を生かしていると感じた。ありふれたクラプトン的枯れた方向性への転換と言ってしまえばそれまでかもしれないが。
いやいやそんな意味もなく偉そうな感想はさておき。
うお多重コーラス！とか。
このエレキは間違いなくヤスの音！とか。
すわ今のグリッサンドはヤスの手癖！とか。
『愛のゆくえ』『素敵なあなた』『君におくる歌』と個人的にヤスレパートリーの中でもめちゃ好きな曲が入っているだけでヒーホー気に入ったぜってな具合。
そしてアルバムラストを飾る『一億の夜を越えて』は、アコースティックロックに生まれ変わっており、原曲より好きかも。
