一芸に秀でた人ってのは、その分一般人が持っている一般常識とかそういうのが欠けてる場合って往々にしてありますよね。
秀でていれば秀でているほど、ある意味個性的とも言える人だったります。決して良い意味でなくて。
いわゆるネット用語でいうDQNというやつですね。
その非常識さが引き起こした事件があるのなら、因果応報というやつできちんと報いを受けなければなりません。
ただしそれとは別に創作活動における創作物の評価は分けて考えないといけません。
所詮当事者でない第三者の日和見意見かも知れませんが。
一例として出すのもどうかとは思いますが、クラシック音楽におけるワーグナーが良い(?)例ですね。
音楽は後世に語り継がれるほどの素晴らしさである反面、本人はどうしようもなく性格が悪かったとか。
個人的な事例を出してみましょう。
赤い千尋DVDとその後の作者だんまり対応&メーカーの「仕様」発言で宮崎駿に絶望しました。
あれ以来新作映画を見に行った事もなく、その名を見ただけでムカついてしょうがないわけですが、
カリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、豚は今でも好きな映画です。
著作権問題でごねまくり、すっかり老害化してしまった松本零士にも心底がっかりしました。
それとは別に銀河鉄道999は今でも好きな映画です。
作者の人格に問題があったからといって、それまでの創作物を肯定から否定に評価を変えてしまうのはちょっと違うと思うんですよ。その作者の作品を肯定していた自分の人生の一部を否定してしまうことになるんじゃないでしょうか。
そう考えると何か虚しいですね。
とか無駄に長く真面目に語ってみても、簡単なフレーズでひとまとめにできるんですがね。
じゃ行きますよ。
それはそれ。これはこれ。