マイケル・ジャクソンの映画観に行ってきました。
感想を一言で言うと、
圧倒的。
今まで観たどのライブ映像よりも凄いです。
舞台とバックスクリーン映像の融合とでも言いましょうか。
お馴染みのヒットナンバーにショートフィルムを被せてく感じです。
凄いのが、ショートフィルムが 完 全 新 作 。
スリラーやスムースクリミナルの映像も新規に録り直しですよ。
当たり前ですがやはりマイケルはマイケルでした。
マイケル以外の誰にも真似出来ないことをまさに平然とやってのけようとしてました。
リハーサルでこのクオリティとか恐ろしすぎる。
それからこの映画、生命力が溢れています。
最初から最後まで、マイケルが亡くなった事実を示す映像、音声、一切出てきません。
冒頭で「6月25日の3日前までに撮影された」云々と、暗に示すぐらいです。
そしてそれ以降の記録は何も出て来ない。リハーサル映像のみです。
あくまでマイケルがTHIS IS ITで何をやろうとしてたのかを伝える映画です。
そこに居るマイケルは活き活きと歌い、踊り、スタッフ達と親密にディスカッションをやったり。
プライベートや下らないゴシップなどは一切出てこず、ただ音楽家としてのマイケルの姿があります。
だからこれこそがマイケル・ジャクソンの真実と呼べるものだと言えます。
これは是非とも万人に観て欲しい映画ですね。
むしろマイケルをよく知らない人にこそ観て欲しい。