T-SQUAREの新譜が出たので早速買ってきて聴いてみました。
演奏自体は近年では最も充実しているかも知れません。
中でも伊東たけしの演奏は2006年のアルバムBLOOD MUSIC以来の充実度ではないでしょうか。
特にEWIは、前作セルフカヴァーアルバムでのあんまりにも大雑把な演奏だったのが嘘のような丁寧さ。
今年は再覚醒の年でしょうか。ライブに期待出来ます。
アルバム全体を通して聴いてみると、雰囲気的にはここ数年の路線を踏襲した感じです。
明るくすっきりと聴きやすい。
その反面何かしら突出した部分もないと感じるのも事実です。
今年のツアーはともかく、後年になっても演奏され続けそうな曲がないのがなんとも。
最も不満なのが、
マイナーコードが1曲もない。
スクといえば安藤マイナーだろが！と声を大にして言いたいところです。
その安藤曲も、9曲中2曲のみ。
代わりと言ってはなんですが、メンバー全員の曲がバランスよく収録されていました。
しかしながらリーダーにはもっと頑張っていただきたいですな。
