BD借りてたので見た感想でも。
自分のバカさ加減を晒すだけかも知れませんが。
映画に持たせたメッセージがよく判らない。
そもそもメッセージを伝える気がないんじゃないのかと思えてなりません。
日々ぼんやりと生きていた主人公が突然終盤で自我に目覚めたはいいけれど、
絶対に勝てない敵に挑んで戦死。
死んだ主人公の技術と記憶の一部は、クローンのような技術で次のパイロットに引き継がれ、
そして物語はループしていく。
これで生きることの意味を見いだせと言われましても。
主人公が序盤から自分の存在に疑問を抱いて苦悩しているならまだ判りやすいんですが。
それも結局は死んでしまうわけだし。
生きることは死ぬことと見つけたり?
意味を見いだすことそのものが大切で、結果はどうでもいい?
それとも中の人の棒演技に定評がある女主人公の視点で考える方がいいんですかね?
正直押井守という人が何で映画を作り続けられてるのか判りません。
そうはいいつつも、GHOST IN THE SHELL、イノセンス、スカイ・クロラと3つ見た中では、
スカイ・クロラが一番楽しめたのは間違いないです。