更新がないときはこちらをどうぞ。ただのボヤきですが。 https://twitter.com/Gustnotch1999

あけおめ

もう大分遅いですが一応書いておきます。
2021年も引き続き引きこもり推奨イヤーとなったわけですが昨年中の印象的な出来事というとまじでファイナルファンタジーXIVの事しか思い出せません。
他は銀河鉄道999シネマコンサートと、米沢まで米沢ラーメンと米沢牛を食べに行ったことでしょうか。
あと多数のミュージシャンが世を去っていきました。村上ポンタ秀一和田アキラ菅沼孝三すぎやまこういち、そして和泉宏隆
心休まる暇がないですな。
今年も引き続き聞きたくない情報には耳を塞いで出来るだけ心の平穏を保ちつつ生きていきたい所存です。

ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(ネタバレの類なし)

 ファイナルファンタジーXIVが完結しました。

 旧作から数えてもう10年ぐらい続いてるストーリーがとうとう完結したんですよ。拡張パック併せて全部でRPG5本分。なんと長いストーリーでしょうか。いやストーリーが終わっただけでやることは山のようにあるんですけど。今後も別のストーリーが始まる予定はありますし、まだまだ遊べそうです。

 こんなご時世じゃなければ、そしてWOWOWでやってた「光のお父さん」を偶然見なければこのゲームを遊ぶこともなかったんだろうなと思うと色々感慨深いです。

 しかしまあプレイヤーが増えすぎてソフトの販売もフリートライアルのダウンロードも停止するって前代未聞じゃあないでしょうか。しかも出来が悪すぎるのを公式に認めた上、一度はサービス終了してるゲームですよこれ。もうゲーム史に刻まれていい。

 個人的にも過去最高のファイナルファンタジーで、そしてRPGだったかなと思います。後追いで始めたゲームだったので、一番好きな拡張パック「蒼天のイシュガルド」登場にリアルタイムで立ち会うことが出来なかったのだけが残念ですが、完結編の登場に立ち会えたことに感謝です。

 よくもまあこんなゲームを作ってくれたものです。本当に感謝以外ないですね。

 ここでまたさあみんなもFF14遊ぼうぜと言いたいところですが、人が増えすぎてサーバーがこれ以上持たないので、ソフト販売もフリートライアルも停止という前代未聞の状況です。世界的な半導体不足でサーバー増やそうにも増やせない状況らしいです。

 しかし新規登録受け付け再開の折りにはManaのTitanサーバーでお待ちしておりますので是非お越しください。

 いや本当にいいゲームだ。

銀河鉄道999と俺

 銀河鉄道999は保育園の頃、テレビでやってたのを見てました。嫌々。

 そう、嫌いだったんです。兄が見るというので仕方なく見てたのです。弟は兄には逆らえないのです。

 なぜ嫌いだったかというとですね……怖いからです。

 全体的に暗めの色調だし、やおらガイコツがばーんと出てきたりするしで怖い。

 テレビスペシャル「ガラスのクレア」なんかは今見ても心臓によろしくない。

 蒸気機関車は好きだったんですけどね。

 

 そんなある時、何故かイケメン化した鉄郎が出ている999が放送されていました。言うまでもなく劇場版999ですね。あれも最後プロメシュームの顔が崩れて機械の素顔が出るのが怖くて、やっぱり999怖い病は続いたのでした。

 

 そして去る1981年の夏、母方の田舎に遊びに行っていた自分は、従姉と兄たちが999の映画見に行こうぜと言い始めるのを聴いていました。999怖い病が治ってなかった自分は市民プールの方がいいと言いましたが、じゃあ晴れたらプール、雨だったら999にしようと言われ承諾したわけですが、後から考えたら天気予報的には選択の余地はなかったわけですね。はめやがったなちきしょう。

 そして市内の映画館まで連れ立って見に行ったんですが、これがまた中々の行列。入場時間が迫ると主題歌「SAYONARA」が流れたのを覚えています。

 そう「SAYONARA」。え、これ999の歌?なんか今までと全然雰囲気違うしさよなら以外何言ってるか全然わかんないぞ。でも何故か凄く耳に残る…。

 そして入場が始まり上映が始まり、エンディングの訳詞字幕付でSAYONARAを聴き終えた後にはもう999のこと以外まったく頭になかった自分がいました。

 自分が覚えている限り、これが人生で初めての長編映画観賞だったと思います。

 「さよなら銀河鉄道999アンドロメダ終着駅ー」

 999怖い病に対する特効薬でした。

 ところで当時はビデオデッキの普及率も低く、映画館以外で映画を見ようと思ったらいつ放送されるかわからないテレビ放送を待つ以外方法がなく、てっとり早い代替え手段としてはノベライズやらフィルムコミックやらに手を出すしかありませんでした。

 それも子供の小遣いでは分冊上下巻のうち上巻しか買えず、結局下巻は今に至るまで読んだことがありません。またフィルムコミックは図書館で読めましたが4分冊分のうち途中の1冊しか置いてないという体たらくでした。

 この頃の劇場版999への渇望が中学時代にサントラを買い、原作漫画豪華版※を全巻揃え、レンタルビデオで何度も見直した上に、大人になってからはDVDを買いBlu-rayを買い、今また4K版に手を出そうとさせているわけです。

 恐らく今後もソフトがアップデートされる限り新しいものを購入すると思います。

 これは言ってみれば刷り込みです。銀河鉄道999は青春の幻影などではなく、自分にとっては幼少期の原体験だったのです。

 

 あれから40年が経った2021年現在、さよなら銀河鉄道999の続編の漫画、「銀河鉄道999アルティメットジャーニー」が連載中です。原作者松本零士ではなく、島崎譲の執筆によって。原作者自身の続編は頓挫して久しいのですが、こちらは順調に連載継続しておりまして、原作エターナル篇の要素を取り込みつつもオリジナルの展開をみせる熱い漫画となっております。今度こそ無事終着駅にたどりつけることを祈っております。

 

 だからみんなもアマプラでもなんでもいいから999見ようぜ。楽しいぞ。SAYONARA聴いてしんみりしよう。

 

 ※買い集めていたのは1989年の頃でしたが、当時は完結済みコミックスをでかいハードカバー装丁で発売しなおすのがトレンドでした。確か1冊1,000円ぐらいしたと思いますが、バブル期だったので何もかもが豪華主義だったわけですな。中学生ごときの小遣いでは全巻揃えるのに半年以上はかかった気がします。

銀河鉄道999 シネマ・コンサート

 一昨日銀河鉄道999シネマ・コンサートに行ってきました。

 久々に書くので多分長文になります。

 概要は下記リンクからご覧下さい。

 要するに映画を上映しつつ、BGMは生演奏でやるという趣旨のものです。

 以前にも上演されましたが、今回はさよなら銀河鉄道999もやるというので、これは!と思ってS席で聴いてきました。

 この先行き不透明な時代、生演奏で聴ける機会なんてこの先もうないかも知れませんしね。

 その貴重な公演を見た上で気になった点をいくつか。

 オメーこの流れで文句言うつもりだろと思ったアナタ。その通りです。

 もし上演をご覧になってとてもいい気分に浸っている方は引き返すが吉です。

 後で良かった点も言いますが。

 さて。

 

 

 

 

 

 まず映画に生演奏を併せるわけですからPAでの調整は必須となりますでしょうが、やはりどうミキシングを頑張っても演奏は生ものですから、セリフが聞き取れない、あるいは曲が聴こえにくいという場面が多々ありましてですね。

 自分としては曲を聴きに来てるので、曲に集中できないんですねえ…。

 ただ音楽だけに集中できる時間が2回ほどありまして、999、さよなら999も劇中で途中休憩を挟んだんですが、休憩開けは上映なしにそれぞれ1曲ずつ演奏してくれました。999は劇中曲の「鉄郎」を、さよなら999は前半主要曲のメドレーアレンジ曲でした。

 また再会~LOVE THEME~はピアノ協奏曲スタイルの曲なんですが、ピアノが左奥に設置されているせいか音が埋もれてしまった感がありました。

 ただ全体で2回しか演奏されない曲の為に、ピアノをステージ中央正面に設置するピアコンスタイルにするわけにもいかないという事情も判るので、如何ともし難いですね。奏者に頑張ってもらうかPAが頑張ってもらうかして欲しかったところです。

 

 さて文句はこのくらいにして、まず銀河鉄道999の感想から。

 まず映画で聴ける曲が全部聴けるというのが最高ですね。現在入手できる「交響詩銀河鉄道999」には未収録の劇中曲が結構ありまして、それも全部演奏してくれました。ていうかスコア残ってたのかよ。それともどっかのフュージョンバンド見たいに耳コピで譜面起こしたんでしょうか。

 とりわけ印象的だったのはやはり「序曲ーメインテーマ」。それから「やさしくしないで」の生歌唱。シングル版ではなくて、アコースティックギターの伴奏から始まる劇中バージョンでした。また「惑星メーテル」も迫力のある演奏も最高でした。

 

 次にさよなら銀河鉄道999アンドロメダ終着駅ーですが。

 格別に思い入れのある映画で、サントラなんですよね。

 映画に併せて劇伴やるとなれば!「再会~LOVE THEME~」が2回聴ける!

 「青春の幻影」も2回聴ける!

 ご本人は来ないけど、「SAYONARA」のライブ歌唱が聴ける!

 そんな中でも特に個人的に熱演だったのは「メインテーマ~新しい旅へ~」「終曲~戦いの歌~」でしょうか。ダメだどの曲も好きすぎて冷静に書けない。

 そうそう「大宇宙の涯へ~光と影のオブジェ~」ですが、劇中のシンセサイザー版はそのままにさらにオーケストラ演奏を被せてきました。やりますね。

 あと全体的に演奏のタイミングやテンポが恐ろしくばっちり合ってたのがびっくりでした。これは凄い仕事ですよ。

 

 今回の公演でやっぱ999好きだわと思いました。これはもう万感の思いを込めて4K版のソフト買いますわ。年明けにはドルビーシネマが上映されるのでどうしようか気になっています。実は初作の999は劇場で見たことないんですよね。

 

  さあみんなもアマプラでもなんでもいいから999見ようぜ。

えふえふざんまい

 引き続きツイッターはログアウト中ですがアカウント連携のここはログアウトでもツイートできるので適当に書きますよ。

 

 大分放置気味のここですが単にファイナルファンタジーXIVを遊び倒していて書いてる暇がないだけです。多分これまでのどのRPGよりも遊び倒しているんじゃないでしょうか。

 ストーリーはもう一通りクリア済みなんですが、なんせやることが多い。加えてつよくてニューゲームというのがあるので、11月の新拡張パッケージが来る前に復習している感じです。

 オンラインゲームというと、

 1.とにかく時間がかかる。

 2.後追いは先行組に追いつけない。

 3.他人と協力しないとクリアできない。

 

 とネガティブな要素満載なんですが、実際のところこのゲームに関して言うと、

 

 1.言うほど時間はかからない。エピソードごとにRPG1本分。

 2.レベルばかすか上がる。優遇サーバーでキャラ作ればさらに早い。

 3.協力必須コンテンツは勝手に他の人とマッチングする。ぼっちで問題なし。

 

 という感じでさらに付け加えると

 

 4.ダンジョンやボス戦の初見未予習に対して先輩プレイヤーが異様に優しい。

   なんなら初見未予習で来ないとがっかりするまである。

 

 まあ人間同士の交流があるわけだから一定数変なのがいたりしますが、今日はレアキャラに会ったなぐれえの気持ちで。

 現在までに、新生エオルゼア蒼天のイシュガルド、紅蓮のリベレーター、漆黒のヴィランズと4本リリースされており、そのうち新生エオルゼア蒼天のイシュガルドはトライアルで遊べます。

 個人的に蒼天のイシュガルドは全エピソード中で一番好きですね。

 さあ君もエオルゼアへ来ないか。

安藤正容フェアウェルライブ

 T-SQUAREのリーダー安藤正容がT-SQUAREを引退するというニュースが出てかれこれ半年以上経過しましたが、T-SQUARE在籍時のラストライブが敢行され、生中継もされたりしました。

 長年加入しているWOWOWが放送してくれるというのはもう僥倖と言うより他ありませんな。テレビ番組の開始時間に併せて待機するという習慣がまったくなかった自分でも、時間前にはテレビつけて待機してましたわ。

 このバンド、ここ数年激震が続いておりまして、バンドの屋台骨として存在していた常任キーボーディストの河野啓三が病気で倒れ今後の健康の為に脱退。件のリーダーの引退。レジェンドピアニスト和泉宏隆の急逝とまじで心休まる暇がありません。

 今回THE SQUARE Reunionも登場したんですが、やっぱり和泉宏隆がいないというのはもう途方もない寂しさですね。彼がもういないという現実を残酷なまでに見せられる。

 もちろんピアノパートはサポートの佐藤雄大や、OBの久米大作が弾いてくれたんですが、当然違う人が弾けば違う音が鳴る。彼らを悪く言うつもりはないんですが、曰く受け入れがたい何かが存在しました。つらい。

 逆にいつものT-SQUAREパートになってからは、そもそも和泉宏隆は参加していないパートなので、そんな違和感のようなものはまったくなく、いつも通り聴くことができました。

 今後のT-SQUARE伊東たけし坂東慧の2人のユニットになりますが、ベースはいつもの田中晋吾が参加してくれるでしょうし、キーボードはここ数年参加してくれている白井アキトも来てくれるとは思いますが、ギター本当に誰に弾いてもらうんでしょうか。

 なんつうかアレですよ、色々な意味で自分の中でひとつの歴史が終わった気がしています。そして遺産の神格化が進行中です。

さらばすべての

 シン・エヴァンゲリオンの結末に関するゆるやかなネタバレを含む項目なので、何も見たくないという人は立ち去られるがよろしかろうでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう公開から大分時間が経ちましたので、シン・エヴァンゲリオンの話をします。

 旧劇の公開が1997年でしたか。結局のところ誰も幸せにならんかったと言いましょうか、あるいはある意味幸せになれたというひねた感想しか出てこなかったエヴァンゲリオンですが、4半世紀の時を経てようやくちゃんとケリをつけたかなと思いました。

 今回の結末にまったく思うところがないのかお前はと聴かれたらそりゃあ無い訳ではないですが、まあそろそろこまけぇこたいいだろと。シンジ君達全員ね、もうおまえらが幸せならそれでええんや…という親のような心境ですよ子供はおろか嫁もいないけど。

 シンジ、アスカしか現実世界に帰って来られなかった旧劇と違って、今回の結末では全員何らかの形で幸せになれたんじゃあないのかなと。

 自分の中で大分すっきりとした気分なので、今度こそはディスクになったら買おうかと思います。これまでの新劇と併せて。

 以上!