因果地平の果てでまた会おう。そして説教だバカヤロウ。
大北・松本紀行
もうそろそろいいかい?
ということで先々週と今週は我が魂の住処、大町市へ行ってきました。
友人に誘われて木崎湖畔に宿泊したのが先々週、一人で宿泊したのが今週。
3年以上ぶりに来たはずなのに、信濃大町駅に降り立った瞬間にやっと帰って来たというよりは普通だな…という特に感極まったりとかもなく。
いや俺が大町に居るのは別に普通のことじゃん?という何に対してかもよく判らない謎のマウンティング感情だけはありましたが。
この3年オンライン飲み会なんかで顔を合わせたりはしていましたが、やはり直接会って話すのは全く違いますねえ。これだよなこれ。
そして3年来ない間に変わってしまったものもいくつも確認してしまいました。
駅前にルートインが出来たのは知ってたからいいとして、時々利用してた惣菜屋の閉店、自転車屋の閉店、駅前定食屋の休業、銀行の移転、杳として行方の知れない大町黒豚。
昨日は松本市内を散策したりもしましたが、駅ビル定食屋の閉店、あがたの森通り沿いのクラシックCD専門店クレモナの3月末の閉店情報も確認しました。
そして2週間と空けずに大町へ再訪したのは、駅前の土産屋アルプスロマン館の突然の閉店告知を目にしたからです。こちらも3月末で閉店だそうで。大町いた頃はちょくちょくおやつ買いに来てたりしましたし、東京へ戻った後も来る度にハサイダー飲んだり松田牛乳飲んだり。なんなら先々週は豚まん食べました。まじお世話になりました。
知らない間に色々なものが変わっていってしまう。これから先どうなって行くんでしょうか。なるようにしかならないと言われればそれまでなんですが。
今年はこの3年行けなかった土地にたくさん足を運ぶつもりです。
2022年まとめ
ぼっち・ざ・ろっく!が自分の心の何もかもをかっさらって行った以外のことを書きますよ。
まあ相も変わらずFF14は2年半ほど続いてますが、最近はギター触る時間増やしてるので相対的に遊ぶ時間が減っています。去年ストーリーがまるっと完結しましたが、今はFF4モチーフの新しいストーリーが始まっています。定期的に新パッチで新コンテンツが追加され続けているので、引き続き遊んでいくつもりです。
アニメを見る時間は激減しましたが、明日ちゃんのセーラー服、であいもん、リコリス・リコイルは見ました。リコリコはぼっちと同じく話題作ぐらい見ておくかという雑な動機で見始めたアニメですが面白かったですね。話題作と言えばSPY×FAMILYは全く見そびれていて、この冬休み中に一挙放送やるらしいのでこれから見ます。
音楽面は前述のアレ以外まじで何もねえ。自分のアイデンティティであるとさえ思っていた頃はすでに遠い昔のことです。いいんです好きな曲はいつでも思い出せるぐらいには聴いているので。
おっとT-SQUAREのライブ配信はチェックしています。先日T-SQUARE alphaのチキンジョージ2日分の配信は見ました。本田雅人の帰還にはそれなりに感慨深いものはありますが、当時のメンバーはもはや一人も在籍していないし、一人欠けてしまったのでもう二度と同じ編成では聴けない。それでもやっぱりスク時代の曲を演奏してくれるのは良いものだなと。特にHUMANツアー以来のJUST LIKE A WOMANは格別でした。
また2日間でサポートメンバーが入れ代わったのですが、特に配信2日目はサポートとは言えほぼ常任ベーシストの田中晋吾と、短い間ではあったものの正キーボーディストだった松本圭司がリズムを支え、今回ライブ初参加のギター外園一馬が初参加とは思えないほどのクオリティでサポートをこなしていました。リードプレイのディストーションサウンドにコーラスを掛けたり、オーメンズ、トゥルースではソロを完コピしてきたりとそういうことされちゃうとオッサン涙ちょちょ切れそうですわ。
あと現世から旅立っていく人の報告を多く聞きました。職場の同僚だった人や毎年1回は飲みに行っていた高校の同級生までも。
突然去っていくんじゃないよ。
こういうことはこれからも度々起こるんだろうなと思うと厭になる。人間本当にいつ居なくなるか判らない。
さっさとこのファッキンウィルス騒ぎにケリを付けて自由になりたいね。て言うか早く俺を長野に戻せよ弊社。本社送りにされて絶望する夢は見なくなったが、逆に長野行きが決まって喜んでいる夢を見るんだよ。まじ早く転勤させろ弊社。
とりあえずみんな健康には気をつけような!たまに書くとエントリ長くなってしょうがねえな!
ぼっち・ざ・ろっく!
JKバンドアニメの決定版「けいおん!」
長らく不動の地位を保っていると思っていましたが、とうとう超えるアニメが出現しました(※個人の意見です)。
「ぼっち・ざ・ろっく!」
話題のアニメぐらい見ておくかという雑な動機で見始めてみましたが、あっと言う間に9話まで見てしまい(サンキューWOWOWオンデマンド)、続く10話以降はリアルタイム視聴し、すでに3周見ているというハマり具合です。恐ろしいアニメだ。
ギターに夢中な陰キャコミュ障のJK後藤ひとりはバンド活動に憧れていたがコミュ障ゆえに組むことが出来ずにいた。ところが偶然街で出会ったバンド女子にギターを頼まれという導入なんですが、これがまたテンポよしギャグよし曲よしと三拍子そろっていましてね。特にエレキギターがいい。
PC視聴で、今はスピーカー繋げておらずヘッドホンで聴いているんですが、主人公のぼっちちゃんこと後藤ひとりのギタープレイ(パン右)に耳が釘付けなんですわ。
劇中バンドであるところの「結束バンド」はドラム、ベース、ギター×2という編成で、片方は基本的にコードストロークとアルペジオ主体なんですが、ぼっちちゃんのギターは同じコード弾きでもヴォイシングを変えて弾く、オクターブ奏法で変化を付けてくる、主伴奏は任せてリフを弾いている、ハーモナイズドチョーキングにハミングバードピッキングととにかく攻撃的なプレイで耳が放せない。普通にテレビで見ていたら気づかなかったかも知れないと思うと、視聴環境が偶然PCでヘッドホンだったというのは何かの導きじゃないのかという気がしてなりません。
そして主題歌に惹かれて新宿タワレコまで遠征購入。
劇中歌に惹かれて発売予定アルバムをアマゾンでぽちり。
いっそBDも買ってしまおうとアマゾンで全巻一括ぽちり。
原作漫画も全巻買ってしまえ。
けいおん!はもちろん今でも好きなんですが、ぼっちはバンド描写をがっちりやってくれたのと劇中歌の歌詞がシリアスという、けいおんでは満たされなかった気持ちを十二分に満たしてくれるアニメでした。ちきしょうこんなアニメ作りやがってずっと待っていた。
もうこんなテンポの速い曲を好んで聴くことなんてないと思っていたんですがねえ。
五月雨は緑色。
最近元上司とちょくちょくビール飲みに行ったりしてるんですが、自分が「村下孝蔵」を割と好きだったことを覚えてくれており、ヒット曲「初恋」のカヴァーがいくつかあるのを教えてくれるということがありましてですね。
「今井由香」とか「そらのおとしもの」とかまさか他人の、しかも元上司の口からそんな単語を直接聴くとは思いませんでしたよ。
ぐぐって聴いてみるとそれぞれ趣があって、どれもいいんですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=qUAecCMVblI
がっつり歪んだディストーションギターのソロといい、90年代ビーイング系アーティスト路線。低めのボイスもまた良き。
https://www.youtube.com/watch?v=mezIvt8sDTQ
イントロの入りといいコーラスといい、大分原曲を踏襲したアレンジですね。特に最後のサビからコーダへの構成は原曲へのリスペクトを感じますね…。
そしてお返しに東山奈央のカヴァーを教えておきました。
https://www.youtube.com/watch?v=HYFES7BBmN4
アコースティックギター、ピアノ、弦楽が中心のバラード調。アニメでは神社へお参りに行くシーンで流れ、小太郎の二礼二拍一礼の所作が美しいんですよ。
おまえ最後のやつ張りたかっただけなんちゃうんかいと言われればそのとおりなんですがまあいいじゃないですか。
それにしてもウィキペディア読むとめっちゃカヴァーされてますねこの曲。
風の妖精
タイトルで何の曲か判った人は自分と同じ時代を生きてきた人です。
風の谷の~ナウ~シカ~という調子の、映画本編では流れない歌を聴いたことある人は多いとは思いますが、今日の話題はそのB面曲です。
歌謡曲のシングルは、A面はタイアップ曲、B面はいささか地味な作家性重視の曲という体で売られていたことが多かったと思いますが、これはまさにそんな曲です。
当時洋楽にかぶれ始めた兄が貸しレコード屋でマイケル・ジャクソンやカルチャー・クラブのシングルを借りてきたのと同時に、いつも通りのアニソンとしてこの「風の谷のナウシカ」も借りてきたわけですが、とりわけB面の「風の妖精」が個人的にとても印象的だったのをふと思い出しまして。
久々に聴きなおしてみるとやっぱ好きだなあ。
ディストーションの効いたギターとサビのクワイアサウンドがいい…。
前回のフリージアの少年といい、段々備忘録みたいになってきましたがまあいいでしょう。昔ほどの頻度で更新してないですし。