JKバンドアニメの決定版「けいおん!」
長らく不動の地位を保っていると思っていましたが、とうとう超えるアニメが出現しました(※個人の意見です)。
「ぼっち・ざ・ろっく!」
話題のアニメぐらい見ておくかという雑な動機で見始めてみましたが、あっと言う間に9話まで見てしまい(サンキューWOWOWオンデマンド)、続く10話以降はリアルタイム視聴し、すでに3周見ているというハマり具合です。恐ろしいアニメだ。
ギターに夢中な陰キャコミュ障のJK後藤ひとりはバンド活動に憧れていたがコミュ障ゆえに組むことが出来ずにいた。ところが偶然街で出会ったバンド女子にギターを頼まれという導入なんですが、これがまたテンポよしギャグよし曲よしと三拍子そろっていましてね。特にエレキギターがいい。
PC視聴で、今はスピーカー繋げておらずヘッドホンで聴いているんですが、主人公のぼっちちゃんこと後藤ひとりのギタープレイ(パン右)に耳が釘付けなんですわ。
劇中バンドであるところの「結束バンド」はドラム、ベース、ギター×2という編成で、片方は基本的にコードストロークとアルペジオ主体なんですが、ぼっちちゃんのギターは同じコード弾きでもヴォイシングを変えて弾く、オクターブ奏法で変化を付けてくる、主伴奏は任せてリフを弾いている、ハーモナイズドチョーキングにハミングバードピッキングととにかく攻撃的なプレイで耳が放せない。普通にテレビで見ていたら気づかなかったかも知れないと思うと、視聴環境が偶然PCでヘッドホンだったというのは何かの導きじゃないのかという気がしてなりません。
そして主題歌に惹かれて新宿タワレコまで遠征購入。
劇中歌に惹かれて発売予定アルバムをアマゾンでぽちり。
いっそBDも買ってしまおうとアマゾンで全巻一括ぽちり。
原作漫画も全巻買ってしまえ。
けいおん!はもちろん今でも好きなんですが、ぼっちはバンド描写をがっちりやってくれたのと劇中歌の歌詞がシリアスという、けいおんでは満たされなかった気持ちを十二分に満たしてくれるアニメでした。ちきしょうこんなアニメ作りやがってずっと待っていた。
もうこんなテンポの速い曲を好んで聴くことなんてないと思っていたんですがねえ。