銀河鉄道999の音楽を再評価してみるテスト。
友人にレコードを譲って以来長い間不在だった「交響詩銀河鉄道999」を尼買いしました。ついでに「さよなら」の方の交響詩も。こちらは中学生の時に買ったのがありますが、リマスターときいたので。
この頃の劇伴はオーケストラ&電気のギター・ベース&ドラムという訳の判らないスタイルが多いです。
なんでこんなイージーリスニング的というかいびつなスタイルなんでしょうか。
あと音の録り方がポップス的。曲によっては凄い好きなんですけど。
誰が流行らせたんでしょう、ポールモーリアあたりでしょうか。
それはそれとして、無印のサントラはポールモーリア的に甘い感じの曲調が多いんですが、さよならは純粋にオーケストラ編成のみで、曲調も異様に硬派です。まぁ内容も硬派なんであたりまえっちゃあたりまえですが。相変わらず音録りはポップス的なんで勿体ない気がします。
幻想軌道1999とか言うコンサートで何曲か実演された音源もあって、そちらはちゃんとしたコンサートホール収録なんですが、何か編曲が非常にがっかりな出来ばえだった記憶があります。和音が間違ってたり、曲そのものがぶった切りだったり。惑星メーテルと再会-LOVE THEME-だけはまともでしたが。あれもそういう意味では勿体ない。
松本零士も著作権でごねてないで本業をしっかりやってもう一花咲かせてくれれば、またコンサートが開ける機会も来るでしょうか。
もしこのサントラ収録の曲が再演されるなら、その時は聴きに行きたいと思います。
ところでDVDの方を見直してみたんですが、さよならの方が妙に画面が暗いです。
ブルーレイとかで色味改善されたら買ってしまいそうな気がします。