夏は吹奏楽コンクールの季節です。
今日、コンクールと甲子園の日程が被ったために、野球部の応援のために吹奏楽部を甲子園に行かせた学校のニュースを読みました。
元吹奏楽部員として敢えて言わせていただきますが、
吹奏楽部員は野球部の応援をするために日々の練習をしているのではありません。
当然ながら甲子園に行くためでもありません。
吹奏楽部員は吹奏楽部員としての目標のために練習しているのです。
そして吹奏楽部員としての最大の目標と言ってもいいイベントに、そんな理不尽な理由で参加できないなどあってはならない。
そもそも吹奏楽コンクールと甲子園を同列に比較して優先順位を決めること自体がナンセンスです。
最後の夏を迎える3年生吹奏楽部員たちの心に決して拭うことの出来ない深い傷跡を残す出来事であると言わざるを得ませんな。
オッサンになって以降はすっかりアンチコンクール派と化している自分ではありますが、これはまったく次元の異なる問題ですね。
なんて腹立たしいニュースなんだろう。