同潤会アパートというと、元々表参道ヒルズの敷地に建ってた、風格のあるレトロアパートというイメージが強い人も多いと思います。
関東大震災からの復興事業で、大正末期から昭和１ケタの頃に都内各地で建てられたアパートなんですが、時代が時代なんでほぼ現存しません。
「ほぼ」なんで、あるんですよ。上野に唯一。
以前昼飯時にたまたま通りがかって、やけにレトロなアパートだなー同潤会っぽいけどもう全滅して無いよなーとか思ってたんですが、まさか本当に同潤会アパートだったなんて驚きですわ。
ところが時の流れは無情なもので、そいつも近々取り壊されて、いよいよ記憶と記録にしか残らない建物になってしまうという話でしてね。
職場からめっちゃ近いので、今日の昼休み時にちょいと撮影してみました。
うーん実に味のある建物です。日当たりも抜群にいいですね。
一番上の写真だけ色味が違いますが、INFOBARの撮影です。
住んでもいない外部の人間がうだうだ言っても仕方のないことなんですが、やっぱり勿体ないなあと思います。
現存するうちにたくさん観ておこう。
