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大江戸ウィンドオーケストラ

 大江戸ウィンドオーケストラは日本の吹奏楽団である。
 常設の吹奏楽団ではなく、年に1回コンサートを行うだけの祝祭的楽団であり、メンバーも流動的である。
 この楽団の最大の特徴は、ジャズ・ポップスの演奏を生業としている演奏家を中心に構成されていることにある。
 そしてクラシック系演奏家との決定的な違いは、自発的なアンサンブルによって培われたグルーヴ感である。


 基本的に管楽器演奏者は学生時代に吹奏楽部に所属していた者も多く、
 その経験からクラシック系の曲もそつなく演奏するが、
 やはり真価はジャズ・ポップス系の曲で大いに発揮される。
 圧倒的な音の厚みとグルーヴ感はこの楽団ならではの魅力と言えるだろう。


 現在までに1998年、2000年、2001年、2002年の4回のコンサートが確認されている。
 そのうち2000年、2001年、2002年の3回のコンサートはCD化されている(現在廃盤)。
 1998年のコンサートはCD化されていないが、一部演奏の映像が吹奏楽教育のビデオに収録されている。


 リーダーはトロンボーン奏者の中路英明。指揮は時任康文が常任。
 これまでに参加したミュージシャンは、村上ポンタ秀一、岩瀬立飛、木住野佳子守屋純子、エリック宮城、勝田かず樹、宮本大路、河合わかば、谷口英治、大儀見元、池田達也など。


 これまでに演奏した曲はホルストの第一組曲・第二組曲、ジュビリー序曲、パンチネルロ、プレリュード、フーガ&リフス、ディスコ・キッド、バードランド、トランペット吹きの休日、シング・シング・シング、ルパン三世のテーマ、スペクトラム伝説、サム・スカンク・ファンクなど。